オゾン療法
オゾン療法とは?
オゾン療法とは、医療用に生成したオゾン(O₃)と酸素の混合ガスを用いて、体の治癒力を高める補完医療です。ヨーロッパを中心に人医療・獣医療の分野で広く用いられており、免疫調整・抗炎症・抗菌作用などが期待されています。
犬や猫では、慢性疾患や高齢動物のケア、がん治療の補助療法として活用されることが増えています。
オゾンの働き
オゾンには以下のような作用があります。
- 免疫力の活性化
- 血流改善・酸素供給の促進
- 抗菌・抗ウイルス作用
- 抗炎症作用
- 自然治癒力の向上
体内で適切な濃度に調整されたオゾンは、細胞のミトコンドリア活性を高め、全身状態の改善をサポートします。
️動物医療での主な適応
以下のような症例で補助療法として使用されます。
- 慢性腎臓病
- 椎間板ヘルニア・関節炎
- アトピー・皮膚疾患
- 口内炎・歯周病
- 消化器疾患
- 免疫低下症例
- 腫瘍疾患の補完療法
- 高齢動物のQOL向上
投与方法
症例に応じて、以下の方法を選択します。
- 皮下注射
- 直腸投与
- 局所投与(創傷・皮膚病変など)
※すべて医療用オゾン発生装置を用いて安全に管理された濃度で行います。

(オゾン発生器)
安全性について
適切な濃度管理のもとで行われるオゾン療法は、安全性が高く、副作用が少ない治療法とされています。西洋医学の治療と併用することで、治療効果の向上や副作用軽減が期待できます。
こんな子におすすめ
- 高齢で体力が落ちてきた
- 慢性疾患とうまく付き合っていきたい
- できるだけ自然な治療を取り入れたい
- 免疫力を高めたい
- 腫瘍の補助治療として免疫力を高めたい